何度でも泣ける。
音楽はジャニーズに限らず、色々なジャンルの曲を聴いています。
その中で、ここ最近、何度聴いても泣ける曲があります。
宇多田ヒカルさんの、「花束を君に」です。
休養明けの一発目の曲で、昨年の紅白でも披露されてましたね。
なんとなく、穏やかで優しい雰囲気の曲
―それが最初の印象でした。
しかし、この曲が亡くなられたお母さん(藤圭子さん)へ宛てたものだと知って以来、この曲を聴く度、必ずと言っていいほど涙が止まらなくなります。
普段からメイクしない君が薄化粧した朝
始まりと終わりの狭間で
忘れぬ約束した
から始まる歌詞に込められた意味、そこから浮かび上がる情景。
正直、普段音楽を聴いていても、しっかり歌詞を味わうことを忘れていたわたし。
改めてしっかり聴いてみて、今まで聞き流していた自分を猛省しました。
大切な人を想って悲しみに暮れるのではなく、
死を受け入れ、穏やかな気持ちで前を向いている宇多田さんの姿を感じます。
そして、わたし自身の経験とリンクし、深く共感し、わたしが今まで抱えていた後悔や悲しみが昇華されていくように感じました。
わたしにとって、悲しみを希望に転換してくれる曲です。